二年間の無職生活から脱出して障害者雇用で働きだした話

 無職生活を脱出して8月から障害者雇用で働き始めました。境界性パーソナリティ障害と注意欠陥障害持ちの精神障害者です。

 

無職だった期間は二年間、さらに二年前の職業はキャバ嬢だったので職歴に書けるような仕事をするのは高校生ぶり。

空白の二年間何をしていたかというと、ツイートを読んでくれてる人なら知ってると思うけど、精神薬を飲みまくり、腕を切りまくり、自棄になって遊びまくり、精神病院に入院し、挙げ句の果てに自殺未遂の後遺症で片腕が麻痺して動かなくなり、そのあとは引きこもって寝てました。

バイトをしようと試みたりも何回かしたけど、全部一日で辞めました。(対人恐怖症や社会不安障害のような症状があったので、仕方ないと言ったら仕方なかったのだけれど)

そんな状態からよし!働こう!と思った一番の理由は精神が良くなってきて暇だったから。

精神病んでるときって暇を感じないんですよね。死にたいとか辛いとかで精一杯で暇を感じる余裕がない。

あと趣味とお金があるひとは永遠に無職出来ると思います。それは無職の才能です。

 

障害者雇用についてですが、まずハローワークに行きました。

ハロワの人に怒られたなんて話をよく聞くので若干怖かったのですが、

障害者専用窓口の担当のおじさんがすごく優しかった。「パソコン使えます」って言うだけで褒めてくれる。

まず障害者雇用と言うと、労働難易度の低い主に単純作業を行う就労継続支援A型とかB型があるのですが(詳しくわからないので知りたい人はググってください)、私は前述した腕の麻痺障害があり、手を酷使する単純作業が出来ないのでそれらは視野に入れずに企業での事務求人を探してもらいました。

障害者雇用は賃金が安いとか言われているけど、それなりの給与の求人もあったのであまり感じなかった。

あと障害者雇用というとすごくジメジメしたイメージがあったのですが、誰もが知ってる有名企業や証券会社、銀行などの求人があってびっくりしました。

それらの有名どころに働けたらかっこいいと思って一応応募したのですが、倍率が高い。私が応募したところは6倍〜17倍。そして全部書類選考で落ちました。

精神障害者は通りにくいとよく聞くし、何せ職歴の空白と大学中退2回がありましたからね。

結局、唯一書類選考が通ったのがいま勤めてる会社でした。フルタイムではなくパートでの募集です。

 

面接対策として、障害者枠での面接で何を聞かれるか調べると、病名、いつ発症してどうなったかなどの今までの経緯、今の状態などが聞かれた体験として載っていたので、そんなこと話したくねえ〜と思いながら一応考えて準備しました。

でも、「注意欠陥障害があり不注意によるミスがあると思うのですが許容してほしい」なんて言えない。注意欠陥がありますって伝えるのって、仕事ができませんって言ってるようなものしゃないですか

企業はいつどうなるかわからない精神障害者より、精神が健常な身体障害者を採るに決まってるだろう!と思ったり、色々葛藤しました。

 

どきどきしながら面接当日、障害について聞かれたことは「何か働く上で配慮してほしいことはありますか?」だけ。

私は「具合が悪くなったときに頓服を飲ませてほしいです」と答えたのですが、「それ以外に私たちにしてほしいことはありますか?」とさらに聞かれたので、「薬を飲めば治るので放っておいてほしい、万が一倒れて目覚めなかったら救急車を呼んで下さい」みたいなことをやんわり伝えました。

驚いたのは面接担当の方に「具合が悪くなったりしたら遠慮なく休んだり早退していいですからね」と言われたこと。コンビニや飲食店のバイトだと「絶対休んじゃダメ!風邪引いてても出勤して!」ってかんじじゃないですか。

あと一般雇用ではおそらく突っ込まれるであろう職歴の空白や大学中退についても「療養していました」でわかってもらえるので、気楽で良かった。

結果、採用!無事働き始めたのでした。

 

働いていて感じる障害者枠での就業での特徴は

•調子が悪くて休んでも怒られない

•休み明けに出勤してもさらに「調子悪かったら休んでいいですからね」と言われる

•社員さんやパートの方は障害者枠なことを知らないので変に気を使われたり差別を受けたりすることなどはない(その代わり配慮もない)

•人事部の方が毎週様子を聞きにきてくれて親切に接してもらえる

仕事がめちゃくちゃ楽

※障害者雇用での労働環境は就労先によって個人差があると思うので参考程度にして下さい。

 

仕事内容は身バレが怖いので書きませんが、仕事めちゃくちゃ楽です。

一緒に働いているパートさんとはほとんど同じ仕事内容だけど電話対応がないので電話苦手な私にはかなり助かります。

 

毎日外に出る練習を一ヶ月くらいしていたせいか、身体的にきつくもなく、ストラテラを飲んでるおかげで深刻なミスもなく(一回報告ミスしてクビになったらどうしよう!って大騒ぎしましたが)、対人恐怖症や社会不安障害の症状もなく、なんとか働けています。

私は働いてるときの方が何にも考えなくてすむので、鬱が重いとき以外は無職しているより精神的に良いです。逆にもっと早く働いていれば良かった

無職引きこもりで全然人間と話をしていなかったので、最初は話しかけられると頭真っ白になって声がでなかったです。アッアッ状態でした。一ヶ月働いてようやく笑顔で話せるようになってきました。いわゆるビジネスマナーも全然わからないし怖いけど、えいっ!と覚悟を決めて取り組んでなんとか乗り切ってます。

 

職歴に書けるように三ヶ月は続けるつもりだけど、その前に辞めたりクビになったりしたらめちゃくちゃネタにしてツイートするので100ファボと生活費下さい。